△日程第4 議案第45号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第4、議案第45号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題とし、
提案理由の説明を求めます。井上副市長。 〔副市長 井上 晴樹君登壇〕
◎副市長(
井上晴樹君) 引き続き、
追加議案集の5ページになります。議案第45号、
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。 現在
人権擁護委員として委嘱されております
上田地域の
樋口時夫氏、金井航三氏、中村彰氏、
樋口孝子氏、
宮入美千代氏、
安藤美惠氏が平成31年6月30日をもって
任期満了となります。つきましては、
次期委員といたしまして、引き続き
樋口時夫氏、金井航三氏のお二人と、新たに
丸山理英子氏、
中村和幸氏、
西川あけ美氏、
角野達章氏の4人、計6人を法務大臣に推薦いたしたく、議会のご意見をお願いしたいというものでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
小林隆利君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) お諮りします。本案については、
会議規則第37条第3項の規定により、
委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案については
委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより採決します。本案は適任と決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は適任と決しました。 ここで
暫時休憩とします。 午後 1時35分 休憩 ◇ 午後 1時43分 再開
○議長(
小林隆利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△日程第5 議案第2号~第6号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第5、議案第2号から第6号まで5件
一括議題とし、まず議案第2号から5号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君)
総務文教委員会は、去る3月8日及び11日に開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第2号、上田市
組織条例中一部改正について申し上げます。 本案については、平成31年4月1日付の
組織改正において、
少子高齢化、
人口減少社会という社会全体の大きな課題に対し、国や県の政策の方向性を踏まえ、
市長公約である上田再
構築プラン及び第二次上田市
総合計画の着実な推進を図る組織とするため、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、今回の
組織改正により
学園都市推進室が新設されるが、
組織改正前と比較してどのように体制が強化されるのか。 これに対し、現在
政策企画課に
学園都市推進担当が設置されており、係長と担当の体制であるが、長野大学の改革と
学園都市推進に向けて、
市内高等教育機関との連携を図るため、今回の
組織改正により
政策企画課の外局に
学園都市推進室として専任の政策幹、係長及び担当を配置するものである。 次に、今回の
組織改正において
市民窓口にかかわる部署への影響はあるか。 これに対し、庁舎を改修、改築している状況も踏まえ、市民が手続等で多く来庁する部署については混乱とならない配置で対応する等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号、上田市一般職の
任期付職員の採用に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、平成31年4月1日付の
組織改正により新たに設置される上田市
政策研究センターにおいて、高度の専門的な知識またはすぐれた識見を有する者を
センター長として採用するに当たり、
地方公共団体の一般職の
任期付職員の採用に関する法律第7条第1項に規定する
特定任期付職員として採用するため、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、今回採用する
センター長の任期については、発令時に決定しているということか。 これに対し、
任期付職員の発令については、明確に任期を定めた上で発令している。
センター長の任期については、基本的に市長の任期内での発令を予定している。 次に、条例の中で特に顕著な業績を上げた場合は
特定任期付職員業績手当を支給できるとされているが、
業績評価に当たっての具体的な目標値や手段などは決められているか。 これに対し、今回設置される上田市
政策研究センターは、シンクタンクという性格上、短期間で具体的な評価をすることは難しいものと想定するが、基本的には市長から検討を要請された事項を研究し、
一定期間の中で研究の成果や
進捗状況を報告することにより評価を決定するものと想定している等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第4号、上田市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、働き方
改革関連法の施行を受け、
国家公務員において
超過勤務命令を行うことができる上限を
人事院規則で定めるなどの措置を講じるため
人事院規則が改正され、本年4月1日から施行されることから、上田市職員においても
地方公務員法第24条第4項における均衡の原則に基づき長時間
労働是正のための措置として時間
外勤務命令と
上限設定等に関し必要な措置を規則で定めるため、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、他律的な業務の基準が高い所属に勤務する職員の時間
外勤務命令の上限時間は、原則よりも多い上限時間で規定されているが、上田市において他律的な業務に該当する部署はあるか。 これに対し、国においては
国会対応など具体的な基準が示されているが、上田市においては国が示す基準に該当する部署がないため、各部署の時間外勤務の実績を分析し、他律的な業務に該当する部署をどの部署とするか検討している状況である等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号、上田市職員の
自己啓発等休業に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
学校教育法の一部を改正する法律が平成29年5月31日に公布され、平成31年4月1日に施行されることに伴い、条文中の
学校教育法の
引用規定の整理を行うため、所要の改正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第6号につき
環境建設委員長の報告を求めます。
松尾環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕
◎
環境建設委員長(松尾卓君)
環境建設委員会は、去る3月12日及び13日に開催し、付託された案件の審査を終了しましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 議案第6号、上田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
学校教育法の一部が改正され、
大学制度の中に新たに
専門職業人材の養成を目的とする
専門職大学の制度が設けられることに伴い、
一般廃棄物処理施設の
技術管理者の
資格要件を規定した廃棄物の処理及び清掃に関する
法律施行規則が改正されたこと等により、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、
専門職大学の
前期課程の期間は何年間であるか。また、本条例における
資格要件に関し、
大学卒業と
専門職大学卒業は異なるものであるか。 これに対し、
専門職大学4年制については、
前期課程は2年間または3年間と規定されている。また、
専門職大学は、
学校教育法において大学と
専門学校の中間的なものとして位置づけられていることから、本条例においても
専門職大学前期課程修了者は
短期大学卒業と同等の資格を持つ者として規定している等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第2号から第6号まで一括して採決します。本案5件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案5件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第6 議案第7号~第11号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第6、議案第7号から第11号まで5件
一括議題とし、
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君)
厚生委員会は、去る3月8日及び11日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第7号、上田市
災害弔慰金の支給等に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
災害弔慰金の支給等に関する法律及び同施行令の一部改正により、
災害援護資金の
貸付利率及び保証人の
必要性等について条例で定めることとされたため、
貸付利率をこれまでの年3%から無利子に、また
貸し付けを受ける際には保証人を立てることを規定するなど、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、
災害援護資金の
貸し付け対象となるのはどのような災害が想定されるか。 これに対し、都道府県内で
災害救助法が適用された自治体が1つ以上ある災害が対象であり、大規模な地震や台風等による災害が想定されるものである。 次に、保証人を立てることを
貸し付けの条件としているため、保証人を立てることができず、
貸し付けを受けられないといった事態が懸念されるが、どのような考えから保証人を必要としたのか。 これに対し、保証人の有無によって利率に差をつけるのではなく、まずは無利子とすることによって被災者の返済に係る
負担軽減を図り、安心して
貸し付けを受けられる制度にしたいと考えたためである等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第8号、上田市
地域包括支援センターの
包括的支援事業の人員等に関する基準を定める条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
介護保険法施行規則の改正に伴い、
主任介護支援専門員の
更新研修制度の導入及び
研修受講時期が明確化されたことにより、同省令を引用している条文について、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、
地域包括支援センターは日ごろから多くの業務をこなす必要がある中で、研修を受けることができる
職員体制となっているか。また、
人材確保に対する考えはどうか。 これに対し、介護に従事する職員は必要な研修を常に受講する必要があるため、現在の人員の中で調整を行いながら受講していただき、資質の向上を図っていきたいと考えている。また、今年度は
人材確保に対する支援策の検討を行った経過もあり、引き続き国や県の動向を注視しながら支援策について検討していきたい等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第9号、上田市
国民健康保険税条例中一部改正について申し上げます。 本案については、平成31年度の
国保事業費納付金額が県から示されたことに伴い、納付金を納めるために必要となる
国民健康保険税の税率を改定するため、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、平成31年度の
国保事業費納付金額は今年度と比較して約2億円増額となる一方で、税率の全体改定率はゼロとし、基金からの
繰り入れで不足分を補うとのことだが、基金からの繰入額はどの程度か。また、
基金残高はどうか。 これに対し、現時点では基金から2億5,000万円を
繰り入れる予定である。また、
基金残高は平成29年度からの繰越額が想定を上回ったことなどにより、今年度予定していた基金からの
繰り入れは必要ない状況にあるため、平成29年度末と同額の約12億8,000万円となる見込みである。 次に、税率の全体改定率はゼロである一方、被
保険者数の減少等により1人当たりの
保険税額は若干の負担増が見込まれるとのことだが、保険税の試算結果はどうか。 これに対し、平成31年度の1人当たりの
保険税額は9万300円程度になるものと試算している。なお、今年度の
保険税額は現時点で約8万9,200円となる見込みである等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第10号、
上田市立小・中学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償に関する条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
公立学校の学校医、
学校歯科医及び
学校薬剤師の
公務災害補償に関する法律において、
地方公共団体が設置する学校の
学校医等に関して
公務災害補償義務が規定されており、必要な事項を条例で定めるとされているが、現行の条例では
市立幼稚園の
学校医等が対象に規定されていなかったことから、新たにこれを加えるため、所要の改正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第11号、上田市
保育所条例及び
上田市立幼稚園設置条例中一部改正について申し上げます。 本案については、神川第一保育園と神川第二保育園を統合した
神川保育園が開園すること、わかくさ幼稚園、
みなみ保育園及び
東内保育園の
統合保育園建設に伴いわかくさ幼稚園を廃止することから、
市立保育所及び
市立幼稚園の名称及び位置を定めた各条例について、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、現在閉園している神川第一保育園の廃止後の後利用をどのように考えているか。 これに対し、
統合保育園の整備に当たり、一時的に物品等の
保管場所として活用する予定であるが、将来的には第二保育園も含めて地元との協議を経た後、売却する方向で検討している等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第7号から第11号まで一括して採決します。本案5件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案5件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第7 議案第12号~第18号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第7、議案第12号から第18号まで7件
一括議題とし、まず議案第12号から第15号につき産業水道委員長の報告を求めます。金沢産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 金沢 広美君登壇〕
◎産業水道
委員長(金沢広美君) 産業水道
委員会は、去る3月12日及び13日に開催し、付託された案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第12号、上田市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化のための固定資産税の課税免除に関する条例制定について申し上げます。 本案については、企業立地促進法の改正に伴い、平成29年7月に地域未来投資促進法が施行されたことから、法律の規定に基づき、設備投資に関する支援措置である固定資産税の課税免除を行うため、必要な事項を定めるものであるとの説明を受けました。 質疑において、本条例における対象分野はどうか。 これに対し、対象分野は6つあり、1つ目は医療機器、航空機等の成長ものづくり分野、2つ目は農林水産物を中心とした地域産品のブランド化を図る農林水産・地域商社の分野、3つ目はIoT、AIの活用といった第4次産業革命関連の分野、4つ目は観光、スポーツ、文化、まちづくりの分野、5つ目は環境エネルギー分野、6つ目はヘルスケア、教育サービスの分野である。 次に、附則では平成31年1月1日から適用することとしているが、適用日を4月1日ではなく1月1日にした理由は何か。 これに対し、本条例に基づく固定資産税の課税免除は平成31年度分から行うため、賦課基準日である1月1日までさかのぼって適用するものである等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第13号、上田市商工業振興条例中一部改正について申し上げます。 本案については、改正前の規定では製造業を中心に用地取得や工場の設置を行う際に助成するものであるが、近年は製造業以外からも産業用地の照会が多くあるなどの理由から、助成金の交付対象業種を拡大するため、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、他の自治体条例と比較した場合、改正後における助成金の交付対象業種はどうか。 これに対し、改正後における助成金の交付対象業種は、他の自治体条例も参考にしており、県内他市では同様の内容で明記している市が多い等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第14号、上田市水道条例中一部改正について申し上げます。 本案については、
学校教育法及び技術士法施行令規則の一部改正により、布設工事監督者及び水道
技術管理者の
資格要件が変更になることから、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、既に布設工事監督者または水道
技術管理者の資格を取得している方に影響は及ぶか。 これに対し、今回の改正は資格を取得するための要件の変更である。このため、既に資格を取得している方には条例改正による影響は及ばない等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第15号、上田市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例等中一部改正について申し上げます。 本案については、農業集落排水統合事業に伴い、丸子地域の藤原田地区、和子地区、荻窪地区が農業集落排水地区から特定環境保全公共下水道区域の藤原田処理区、東内処理区に変更となることから、下水道事業の名称、特定環境保全公共下水道の受益者分担金の賦課、農業集落排水の加入金の区域などについて、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。また、下水道事業の計画処理人口及び計画1日最大処理量の経年による見直しに伴い、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、今回の農業集落排水統合事業により、丸子地域の3地区から農業集落排水汚泥が発生しなくなる一方で、農業集落排水汚泥の運搬事業者は仕事の減少となるが、事業者に対する代替業務は検討しているか。 これに対し、上田市に代替業務の提供義務はないが、今後も関係事業者と協議等を行い、代替業務がある場合にはあっせんなどを行っていきたい等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第16号から第18号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君) 議案第16号、上田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例中一部改正について申し上げます。 本案については、平成30年2月16日に公布された
学校教育法の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省令の整理等に関する省令により、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部が改正され、平成31年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正を行うものであるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第17号、上田市公民館条例中一部改正について申し上げます。 本案については、神川地区拠点施設整備事業として、神川地区公民館は神川第一・第二
統合保育園との複合施設として移転、新築し、平成31年4月1日から開館予定であること、また武石地域総合センター整備事業として、武石公民館は平成31年度に解体工事を行い、事務所のみ
武石地域自治センター内に移転するため、平成33年3月予定の竣工までの間、公民館としての施設がなくなることなどから、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、神川地区公民館の施設使用料の設定について、参考とした施設はあるか。 これに対し、施設使用料については、直近に移転新築した西部公民館の料金体系を参考とした等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第18号、上田市体育施設条例中一部改正について申し上げます。 本案については、昭和43年の建設から50年が経過した城下ちびっこプールについて、老朽化による施設の損傷が激しく維持管理経費が増加している状況に加え、上田市スポーツ施設整備計画において、将来の人口減少を見据えて城下ちびっこプールを材木町ちびっこプールに集約することとしていることから、同施設を廃止するため、所要の改正を行うものであるとの説明を受けました。 質疑において、城下ちびっこプール廃止後の跡地利用はどのように考えているか。 これに対し、当該施設は都市公園の街区公園であるため、跡地の利用方法は今後庁内で協議し、地元住民の要望等を踏まえて決定していきたい等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第12号から第18号まで一括して採決します。本案7件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案7件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第8 議案第19号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第8、議案第19号を議題とし、まず
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君) 議案第19号、平成30年度上田市一般会計補正予算第6号中
総務文教委員会担当分について申し上げます。 まず、財政部関係の質疑において、歳入として平成24年に発生した浦里小学校校舎火災に係る全国市有物件災害共済会共済金が計上されているが、火災発生から共済金支払いまで時間を要した理由は何か。 これに対し、浦里小学校校舎火災については火災の原因が不明であったため、災害認定に時間を要したことが主な理由である。 次に、教育
委員会関係の質疑において、第二学校給食センターの修繕費が計上されているが、施設の老朽化に対応したものであるか。 これに対し、今回計上した修繕費は、ボイラー缶体を交換するための経費であり、施設内の設備の老朽化に対応するためのものである。当該施設は昭和56年の運営開始から37年経過していることから、特にここ数年では調理場の設備の故障等による修繕費が年々著しく増加している状況である等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、産業水道委員長の報告を求めます。金沢産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 金沢 広美君登壇〕
◎産業水道
委員長(金沢広美君) 議案第19号中産業水道
委員会担当分について申し上げます。 まず、商工観光部関係の質疑において、勤労者退職金共済掛金補助金は、近年新規加入者が増加傾向にある中で、対象者が当初見込みよりも増加したことから不足額を計上したとのことだが、新規加入者がふえたのは中小企業への就職者がふえたことが要因であるか。 これに対し、新規加入者がふえた要因の一つは中小企業への新規就職者の増加であるが、人手不足対策の一環として従業員の福利厚生を充実させる企業がふえたことも新規加入者の増加につながっている。 次に、農林部関係の質疑において、農用地流動化促進奨励交付金は、農地を借り受けた認定農業者に対し面積に応じた奨励金を交付するもので、交付対象面積の増加に伴う不足額を計上したとのことだが、今年度の交付対象面積はどうか。また、今後の農用地の流動化をどのように予測しているか。 これに対し、生産者の高齢化が進む中で交付対象面積が増加しており、今年度の交付対象面積は103ヘクタールと見込んでいる。また、生産者の高齢化に伴い今後も耕作できない農地がふえ、認定農業者等への農地の集積が図られる見込みであることから、農用地の流動化はこれからもふえると予測している等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 議案第19号中
厚生委員会担当分について申し上げます。 まず、福祉部関係の質疑において、プレミアム付商品券事業に係る事務費を計上しているが、現時点で把握している事業概要はどうか。 これに対し、生活保護受給者を除く平成31年度の住民税非課税世帯及び3歳未満の子供が属する世帯が発行対象となる。3歳未満の子供が属する全世帯に対しては購入引きかえ券を送付し、住民税非課税世帯には、まず申請書を郵送した上で、提出された申請書の審査の結果、購入が認められた場合に購入引きかえ券を送付する予定である。最大2万5,000円分の買い物ができる商品券を2万円で販売し、3歳未満の子供が属する世帯では、3歳未満の子供の人数を乗じた金額分購入できるものである。なお、具体的な事業費等については、今後補正予算で対応したいと考えている。 次に、健康こども未来部関係の質疑において、1歳児保育に配置する保育士の加配に対して補助を行う1歳児保育支援事業補助金を増額した理由は何か。また、補助金の算定対象となる園児数及び保育士数はどうか。 これに対し、補助金の算定基準となる保育士の給与が人事院勧告に基づき改善されたことなどが増額の理由である。また、算定対象となる園児は延べ2,071人で、それに対応する保育士は延べ687人である等の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、
環境建設委員長の報告を求めます。
松尾環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕
◎
環境建設委員長(松尾卓君) 議案第19号中
環境建設委員会担当分について申し上げます。 まず、
市民参加協働部ほか関係の質疑において、わがまち魅力アップ応援事業について約1,300万円が減額されているが、昨年度と比較した採択数はどうか。また、申請が不採択となった場合の主な理由は何か。 これに対し、採択件数は今年度が95件、昨年度が112件であり、17件の減少である。不採択の主な理由は、各地域協議会で審査を行った結果、申請された事業目的や事業の効果がわがまち魅力アップ応援事業の目的に照らして基準点まで満たないと判断されたことによるものである。 次に、都市建設部関係の質疑において、今年度の除雪及び凍結防止剤の散布委託に係る予算執行状況はどうか。 これに対し、今年度は例年に比べ大幅に降雪量が少ない状況であることから、除雪及び凍結防止剤の散布実績は例年を下回っている状況である。 次に、消防部関係の質疑において、第二次上田市
総合計画における消防団装備などの充実について、平成28年、29年、30年の3カ年計画での車両の再配置の
進捗状況はどうなっているか。また、消防団車両の購入費が減額となった理由は何か。 これに対し、第二次上田市
総合計画における計画的な車両の再配置は既に終了している。今回の消防団車両の購入費の減額については、指名競争入札により生じた入札差金を減額補正したことによるものである等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
小林隆利君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第9 議案第20号及び第21号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第9、議案第20号及び第21号2件
一括議題とし、まず議案第20号につき
環境建設委員長の報告を求めます。
松尾環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕
◎
環境建設委員長(松尾卓君) 議案第20号、平成30年度上田市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。 本案については、歳入歳出それぞれ503万9,000円を増額し、予算の総額をそれぞれ2,601万8,000円とするもので、歳出は繰越金などの確定に伴う基金積立金の計上、歳入は県補助金等の確定に伴う調整であるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第21号につき
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 議案第21号、平成30年度上田市後期高齢者医療事業特別会計補正予算第3号について申し上げます。 本案については、歳入歳出それぞれ7,072万2,000円を増額し、予算の総額をそれぞれ19億6,773万4,000円とするもので、歳出は保険料等負担金及び基盤安定負担金の確定に伴う増額であり、歳入は一般会計からのルールに基づく繰入金及び前年度繰越金の確定による増額であるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第20号及び第21号一括して採決します。本案2件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第10 議案第22号~第25号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第10、議案第22号から第25号まで4件
一括議題とし、まず議案第22号につき
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 議案第22号、平成30年度上田市立産婦人科病院事業会計補正予算第4号について申し上げます。 質疑において、分娩見込み件数の減少により医業収益を減額補正したとのことだが、分娩数が減少している原因は何か。 これに対し、里帰り分娩の件数が昨年同時期と比べて56件減少していること、安全管理上の観点からリスクが高い症例の患者を早目に信州上田医療センターに紹介していることなどが主な原因であると考えている等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第23号から第25号につき産業水道委員長の報告を求めます。金沢産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 金沢 広美君登壇〕
◎産業水道
委員長(金沢広美君) まず、議案第23号、平成30年度上田市水道事業会計補正予算第3号について申し上げます。 質疑において、収益的収入では小水力発電売電収益を減額しているが、当初の見込みより売電収益が減少した理由は何か。 これに対し、夏の少雨の影響で神川からの取水量が減少した期間があったことから、神川からの取水で発電する小水力発電の発電量に影響が及んだためである。また、神川の濁度が15度以上になると発電をとめているが、濁度の上昇により発電できなかった日が例年より多かったことも影響している等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号、平成30年度上田市公共下水道事業会計補正予算第5号について申し上げます。 質疑において、収益的支出では汚泥処分等手数料を減額しているが、当初の見込みに比べ下水の処理量が少ないことに伴う減額であるか。 これに対し、減額理由の一つは、当初の見込みに比べ下水の処理量が少ないことである。また、上田終末処理場にある汚泥焼却炉がメンテナンス等で長期間停止した場合に備えて計上していた額を使用しなかったことも理由の一つである等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第25号、平成30年度上田市農業集落排水事業会計補正予算第1号について申し上げます。 質疑において、資本的支出では、国道254号バイパスの工事に伴う附帯工事を行うための工事請負費を皆減しているが、皆減理由は何か。 これに対し、国道254号バイパスの工事の進捗が予定よりおくれており、予定していた工事が実施できなかったことから皆減したものである等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第22号から第25号まで一括して採決します。本案4件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件原案のとおり可決されました。 ここで
暫時休憩とします。 午後 2時32分 休憩 ◇ 午後 2時50分 再開
○議長(
小林隆利君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△日程第11 議案第26号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第11、議案第26号を議題とし、まず
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君) 議案第26号、平成31年度上田市一般会計予算中
総務文教委員会担当分について申し上げます。 まず、政策企画部関係の質疑において、上田市
政策研究センターと政策企画部との役割分担は明確であるか。 これに対し、上田市
政策研究センターは中長期的な課題、未着手の業務、分野における政策形成に特化した部門と位置づけ、政策企画部は市の施策の総合調整、企画を担当する部局と位置づけている。 次に、ラグビーイタリア代表チームの受け入れに関連する事業について、平成30年度の事前キャンプと比較して充実した項目は何か。 これに対し、国際キャンプ地等誘致推進事業では、イタリア代表チームのトレーニングキャンプ中のメディア対応のほか、練習会場、宿泊施設の警備、市民や学生ボランティアの研修に係る経費を新たに計上するほか、文化スポーツ振興事業では、イタリア代表チームの来訪に合わせて市民全体で歓迎し、応援ムードを醸成するためにイタリアの食や音楽をテーマとした複合的なイベントの開催に係る経費を計上している。 次に、総務部ほか関係の質疑において、市庁舎改修・改築事業の中で平成30年度に引き続き本庁舎改築コンストラクション・マネジメント業務委託料が計上されているが、現在の業務との違いは何か。 これに対し、現在の業務は基本設計のマネジメント、建設業者を選定する段階での支援及び実施設計のマネジメントであるが、新本庁舎の建設工事着工以降は、発注者の立場として工事の全体調整、施工方法及びコスト確認を業務とするものである。 次に、上田市公文書館運営協議会について、協議会の審議内容と開催スケジュールはどのように想定しているか。 これに対し、基本的な館の運営のあり方や情報公開に当たっての文書の開示、不開示の判断などを協議会において審議していくことが想定される。協議会の開催については、平成31年度は3回程度を予定している。 次に、財政部関係の質疑において、臨時財政対策債について、国においては平成31年度地方財政計画において地方財政の健全化の観点から平成30年度と比較して約2割を減額計上しているが、市においても国の状況に合わせて減額計上しているということか。 これに対し、臨時財政対策債の見込みについては、国の状況に合わせて地方財政計画の減額率を参考に5億円を減額計上している。 次に、長野県地方税滞納整理機構への移管案件について、平成31年度は90件としているが、移管する案件はどのように選定しているか。 これに対し、滞納整理機構で継続となる案件のほか、新規の案件についてはおおむね100万円を超える案件を一つの基準として選定していたが、滞納額が全体的に縮減している状況から、現在では100万円を超えない案件においても案件ごとの滞納整理の状況から判断して移管している状況である。 次に、教育
委員会関係の質疑において、高校生を対象とした給付型奨学金について100人を認定者として見込んでいるとのことだが、過去の実績では見込みよりも少ない認定者となっていることから、認定者をふやすために
資格要件を緩和するか、あるいは支給額を増額することなども含めて検討する予定はあるか。 これに対し、小中学校の就学援助制度の延長という制度の趣旨にのっとり平成29年度に
資格要件を緩和した経過があり、同時に支給額についても引き上げを行っていることなどを踏まえ、来年度に支給要件を緩和する予定はない。 次に、第五中学校の改築事業について、耐力度調査業務として計画されているが、この調査は国からの補助金を得るための調査であるか。 これに対し、耐力度調査は建物の構造耐力や経年劣化による機能低下など建物の老朽度を総合的に評価する調査で、その結果を国に認定してもらうことで国庫補助対象となる。国庫補助金を受けるためには必ず実施する必要がある調査である等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、産業水道委員長の報告を求めます。金沢産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 金沢 広美君登壇〕
◎産業水道
委員長(金沢広美君) 議案第26号中産業水道
委員会担当分について申し上げます。 まず、商工観光部関係の質疑において、中小企業振興条例検討
委員会委員報酬は、中小企業振興の指針となる条例について検討を行うための委員報酬とのことだが、15人の委員を想定する中で委員構成は決定しているか。 これに対し、委員構成は、県の
上田地域振興局や上田商工会議所、上田市商工会、真田町商工会、ARECなどの産業支援機関、金融機関、大学等の教育機関、大学教授等の有識者、市民などを想定している。 次に、やきとリンピック開催負担金は、2020年以降の開催を検討している全国やきとリンピックin上田の広報PR等の事前事務を行うための負担金であるとのことだが、開催に向けた準備をどのように行っていくか。 これに対し、やきとリンピックの開催に向け、美味だれで
委員会、焼き鳥の販売店、信州上田まつり実行
委員会と協議を行い、2020年以降の開催に向けた組織づくりを行う予定である。また、焼き鳥のPR用パンフレットの作成や
上田地域のグルメに関するPRも行っていく。 次に、農林部関係の質疑において、都市農村交流推進事業費では、滞在型市民農園クラインガルテンの整備に係る経費を計上しているが、どのような方をターゲットとしているのか。 これに対し、新幹線駅や高速道路のインターチェンジが整備された上田市の立地条件を生かすため、関東地方を主なターゲットとしている。また、上田市独自の特徴を出すために、若者の利用者がふえるように取り組むとともに、営業面では企業と連携したセールスなどを行っていく。 次に、信州上小森林組合補助金は、信州上小森林組合が高性能林業機械を購入することに伴い、国の補助金に加え、上小地域の市町村においても森林面積に応じた負担率に基づく補助を行うことから補助金を計上したとのことだが、高性能林業機械の導入により得られる効果はどうか。 これに対し、高性能林業機械は、森林内で伐採木をつかみ、枝打ちや玉切りができるなどの機能を備えており、導入によりコストの軽減や作業の効率化が図れるといった効果がある等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 議案第26号中
厚生委員会担当分について申し上げます。 まず、福祉部関係の質疑において、生活保護受給世帯等の児童生徒に対して学習支援を行う子どもの学習支援事業について、対象者数の見込みはどうか。また、支援を必要とする児童生徒に対して本制度を十分に周知していく必要があると考えるが、どのように取り組んでいくか。 これに対し、指導者6人分の委託料を計上しており、指導者1人につき児童生徒1人への指導を予定しているため、学習支援の対象者は6人を見込んでいる。また、これまでも生活保護受給世帯に対してはケースワーカーから周知を行っているが、平成31年度から就学援助受給者のうち、生活就労支援センター「まいさぽ上田」で相談を行っている方を新たに支援の対象とする予定のため、「まいさぽ上田」からも周知を行い、本事業を通して貧困の連鎖を防止するよう支援に努めていきたい。 次に、障害者基本計画等各種計画及び条例策定に向けたアンケート調査に係る委託料が新規事業として計上されているが、アンケートの対象者や調査内容はどうか。 これに対し、平成32年度に第三次障害者基本計画、第6期障がい福祉計画及び第2期障がい児福祉計画を策定する予定であり、また手話を含めたコミュニケーションに係る条例策定を検討していることから、これらの策定に向けて平成31年度にニーズ調査や実態把握等を実施するものである。対象者としては、障害者手帳のある方が市内に約9,000人いる中、障害のある方1,000人、障害のない方1,000人の合計2,000人にアンケート調査を行う予定である。 次に、健康こども未来部関係の質疑において、保育士の業務負担の軽減を図るため、業務の一部をICT化するのに必要なシステム導入費用を民間保育所等に対して補助する業務効率化推進事業補助金が新規事業として計上されているが、どのような業務をICT化するのか。また、補助対象となる保育所はどのように選定したか。 これに対し、保育に関する計画、記録などの情報管理、園児の登降園の管理及び保護者との連絡に関する業務等のICT化を進めるものである。また、補助対象については、市内の全ての民間保育所に照会を行った結果、要望のあった6園に対して補助を行うものである。 次に、産婦健康診査を平成31年度から新たに実施するとのことだが、対象者数の見込みはどうか。また、健診の時期を産後2週間及び1カ月に設定した理由は何か。 これに対し、1年間の出産見込み件数から1,150人分の経費を計上したものである。また、一般的に産後2週間から1カ月の期間が精神的に不安定な状況になりやすいことから、この時期に健診を実施するものである。現在も行っている新生児訪問とあわせ手厚く母子の健康状況を確認していきたいと考えている等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、
環境建設委員長の報告を求めます。
松尾環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕
◎
環境建設委員長(松尾卓君) 議案第26号中
環境建設委員会担当分について申し上げます。 まず、
市民参加協働部ほか関係の質疑において、5月から「広報うえだ」の発行が月1回になるとのことだが、自治会に対する広報等の配布委託料が今年度とほぼ同額である理由は何か。また、配布に係る自治会の
負担軽減についてはどう考えるか。 これに対し、「広報うえだ」の発行は5月16日号から月1回の発行に変更されるが、広報以外の送達物については平成31年度は月2回の定期送達を継続するため、委託料は今年度とほぼ同額である。また、今回の「広報うえだ」発行回数の変更は自治会の
負担軽減に向けた取り組みの第1段階であり、今後文書量を減らすことで平成32年度からは定期送達を月1回に削減し、自治会の負担を軽減していきたいと考えている。 次に、任期を終えた地域おこし協力隊員が継続して定住したり起業する場合には、市を挙げてバックアップする必要があると考えるが、どのような支援を行っているか。 これに対し、市では協力隊員の定住促進を図るため、市内で起業または事業を引き継ぐために要する経費に対して補助金を交付するとともに、就職、起業についての助言、支援を行っている。 次に、生活環境部関係の質疑において、バースコントロール事業では、前々年度の実績と比較して平成31年度の見込みでは1頭当たりの助成額が大幅に上昇しているが、事業の内容に変更はあるか。 これに対し、平成29年度までは飼い猫に対する不妊去勢手術費用の助成を行ってきたが、平成30年度以降は野良猫を地域住民で管理する地域猫の不妊去勢手術費用に対し助成を行っている。地域猫の不妊去勢手術については買い主による費用負担がないことから、1頭当たりの助成額を引き上げている。なお、財源については、平成31年度からガバメントクラウドファンディングによる資金調達を予定しており、集まった資金を充当し、できる限り多くの地域猫に対する不妊去勢手術を実施したいと考えている。 次に、生ごみリサイクル研究
委員会で生ごみのリサイクルシステム構築に向けて市民協働による調査研究を行うとのことだが、どのような目的で設置されるものか。また、生ごみリサイクル研究
委員会の委員構成についてはどうか。 これに対し、生ごみリサイクル研究
委員会は、循環型社会形成のための生ごみの資源化と燃やせるごみの減量化による環境負荷低減の2点について、市民協働で検討することを目的として設置するものである。委員構成については、ごみ減量アドバイザー、農業経営者、農業者団体、商工業団体の方、自治会の代表者、学識経験者及び公募の方等10人程度に委嘱する予定である。 次に、都市建設部関係の質疑において、特定空家等の候補実態調査業務はどのような手法で行うものか。また、来年度以降の空家対策事業の見通しはどうか。 これに対し、特定空家等の候補実態調査業務は、業者に委託し、現在市で把握している空き家の追跡調査を行う予定である。また、空家対策事業については、空家対策協議会に条例案と要綱案を提案しており、来年度に協議会で協議いただく予定である。これを踏まえ、支援策についても来年度の補正予算で検討していきたい。 次に、運転免許証自主返納の促進事業について、運転免許証を返納した方に対する補助として、1人につき1回限りで1万円のタクシー利用補助券を給付しているが、返納者に対する補助を今後さらに手厚くする考えはないか。 これに対し、運転免許証自主返納の促進事業は、運転免許証を返納された方にタクシーを含めた公共交通を利用していただくきっかけをつくることを主眼に置いた事業であるため、1人につき1回に限りタクシー利用補助券の交付を行うものである。なお、今後は他市の状況を踏まえ、制度の見直しの必要性について研究していきたい。 次に、消防部関係の質疑において、耐震性貯水槽の整備事業について、設置を予定する基数が平成30年度と同じでありながら予算額が増額となっている理由は何か。 これに対し、主な理由としては、平成30年度に設置した耐震性貯水槽についてはマンホールが1つだが、来年度整備するものについては、効率的な水源確保を図るため、1基の貯水槽に対してマンホールを2つ設置することとした。さらに、グラウンドに設置する貯水槽については、マンホールをゴムチップ式の高価なものにしたこと、立地等の条件から通常の工事費より増額が見込まれる貯水槽が2カ所あること等から見積額が増額となったものである。 次に、自治会の警鐘楼の修繕等について、かつては半鐘の音により火事を住民に知らせていた警鐘楼であるが、その役割が薄れる中で必要性についてどう考えるか。 これに対し、警鐘楼については、自治会単位で広報用のスピーカーを設置し、災害以外の一斉放送に活用している自治会、消防団のホース乾燥塔として利用している自治会もあり、各自治会それぞれ利活用の範囲が異なっている。上田市としては、各自治会の判断を尊重し、交付要綱に定める修繕等経費に係る補助金を交付している等々の
質疑応答があり、本案中担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより採決します。本案を
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
小林隆利君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第12 議案第27号及び第28号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第12、議案第27号及び第28号2件
一括議題とし、まず議案第27号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君) 議案第27号、平成31年度上田市土地取得事業特別会計予算について申し上げます。 本案については、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億円と定めたいというものである。 歳出については、公有財産購入費として2億5,000万円、用地買収に伴う建物、立木などの支障物移転等補償料として1億2,122万円余を計上しているほか、土地開発公社への繰出金として2,877万円余を計上するものである。 歳入については、市有土地売払収入として7,500万円を計上するほか、基金繰入金では、今後の土地取得に必要な財源として3億2,500万円を土地開発基金から
繰り入れるものである等の説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第28号につき
環境建設委員長の報告を求めます。
松尾環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕
◎
環境建設委員長(松尾卓君) 議案第28号、平成31年度上田市同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について申し上げます。 本案については、歳入歳出の総額をそれぞれ1,480万円と定め、歳出は、貸付金の徴収を行うための人件費等、貸付業務を行うための経費であり、歳入は、元金、利子、滞納繰越分の返済金及び県補助金等の計上であるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第27号及び第28号一括して採決します。本案2件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第13 議案第29号~第31号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第13、議案第29号から第31号まで3件
一括議題とし、
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) まず、議案第29号、平成31年度上田市国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。 質疑において、県が示す
国保事業費納付金額に対し、保険税の収納額が満たなかった場合の対応はどうか。 これに対し、大規模な災害等により著しく収納率が低下した場合にそのような事態に陥ることが想定されるが、不足額については基金や繰越金を当面の間は充当できる見込みである。 次に、出産育児一時金が平成30年度当初予算と比較して3割程度減額となっているが、被
保険者数の減少が原因か。 これに対し、若年層の被
保険者数が大幅に減少しているほか、出産件数が平成27年度の144件に対し、今年度は90件弱程度となる見込みであることから減額したものである等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号、平成31年度上田市後期高齢者医療事業特別会計予算について申し上げます。 質疑において、後期高齢者医療保険料の軽減特例が段階的に縮減されているが、収納率に対する影響をどのように見通しているか。 これに対し、後期高齢者医療制度は医療にかかることが多い高齢者が加入していることから、保険料納付に対する意識が高い状況であること、また保険料を年金からの特別徴収で納付される方が多いといった背景から、平成29年度の現年度課税分の収納率は99%を超えているということもあり、現段階では収納状況に大きく影響を及ぼすものとは捉えていないとの
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第31号、平成31年度上田市介護保険事業特別会計予算について申し上げます。 質疑において、地域リハビリテーション活動支援事業について、平成31年度は現在の130カ所から140カ所に活動拠点をふやしていきたいとのことだが、市としてどのような働きかけをする考えか。 これに対し、これまでも全自治会に対して事業を紹介するなど啓発を行ってきたが、自治会長の変更等もあるため、再度全自治会に対して周知することを検討している。また、本事業に参加している方と参加していない方の1年後の介護認定状況の調査を検討しており、事業の効果を明確化する中でPRに努めていきたいと考えている等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第29号から第31号まで一括して採決します。本案3件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案3件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第14 議案第32号及び第33号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第14、議案第32号及び第33号2件
一括議題とし、まず議案第32号につき
環境建設委員長の報告を求めます。
松尾環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕
◎
環境建設委員長(松尾卓君) 議案第32号、平成31年度上田市駐車場事業特別会計予算について申し上げます。 本案については、歳入歳出の総額をそれぞれ1億3,035万2,000円と定めるもので、歳出の主なものは、上田駅周辺の3つの市営駐車場と2カ所の駐輪場の管理運営に関する経費であり、歳入は駐車場使用料等の計上であるとの説明を受け、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第33号につき
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 議案第33号、平成31年度上田市武石診療所事業特別会計予算について申し上げます。 質疑において、平成30年度当初予算と比べ診療収入や介護保険診療収入を減額しており、業務量の減少を見込んでいる一方で、診療所費などの経費が増額となっているが、原因は何か。 これに対し、平成31年度は診察券の更新時期に当たることから、これまでの手書き形式からカード形式に変更することに伴うシステム導入費のほか、10月に予定されている消費税増税の影響から医薬材料費を増額したことなどが主な原因である等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第32号及び第33号一括して採決します。本案2件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第15 議案第34号~第38号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第15、議案第34号から第38号まで5件
一括議題とし、まず議案第34号につき
環境建設委員長の報告を求めます。
松尾環境建設委員長。 〔
環境建設委員長 松尾 卓君登壇〕
◎
環境建設委員長(松尾卓君) 議案第34号、平成31年度上田市真田有線放送電話事業会計予算について申し上げます。 質疑において、有線放送は地域住民の日々の生活に密着した情報手段であるが、2022年には赤字になることが見込まれている。真田有線放送の今後のあり方についてはどう考えるか。 これに対し、今後のあり方については、現在審議が行われている上田市真田地区有線放送電話審議会の答申を踏まえて最終的な判断を行っていきたいと考えている等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第35号につき
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 議案第35号、平成31年度上田市立産婦人科病院事業会計予算について申し上げます。 質疑において、分娩件数や入院数、外来患者数の予定量がこれまでと比べていずれも減少しているが、理由は何か。 これに対し、今年度の4月から1月までの分娩件数が平成29年度の同時期と比べて約82%にとどまっている現状から、分娩見込み件数を今年度当初予算と比較して20件減らしたものである。なお、分娩見込み件数の減少に伴い、入院数及び外来患者数の予定量も減少を見込んだところである。 次に、医業収益が今年度に比べ減少する見込みの中で、医業収益に対する給与費比率を抑えるためにどのような取り組みをしているか。 これに対し、非常勤医師は常勤医師に比べて給与費水準が割高となることから、常勤医の確保に努めているほか、分娩数が減少している状況を踏まえ、夜勤等における看護スタッフの配置基準についての検討が必要であると考えている等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第36号から第38号につき産業水道委員長の報告を求めます。金沢産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 金沢 広美君登壇〕
◎産業水道
委員長(金沢広美君) まず、議案第36号、平成31年度上田市水道事業会計予算について申し上げます。 質疑において、収益的収入では、平成30年度当初予算に比べ水道の料金収入が増加しているが、人口が減少している中で増額した理由は何か。 これに対し、上田市の人口は減少傾向にあるが、給水戸数の増加や核家族化の進行など料金収入の増加が見込める要因もある。このため、平成31年度においては平成30年度当初予算に比べ料金収入を増額したものである。 次に、水道事業の経営状況は、業務活動ではプラス、投資活動と財務活動ではマイナスであることから、本業の業績はおおむね良好であり、建設改良に係る投資を行いながら、有利子の負債は減少させている状況であるとのことだが、管路の老朽化に伴う支出の増加などが見込まれる中で、今後の経営状況をどのように予測しているか。 これに対し、平成30年度は2億円余の純利益が確保できる見込みであるが、今後は給水収益の減少、施設の耐震化や老朽管の補修などによる支出の増加が見込まれる。このため、今後10年間の水道事業は収入の減少や支出の増加により厳しい経営状況になると予測している等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第37号、平成31年度上田市公共下水道事業会計予算について申し上げます。 質疑において、収益的支出に計上している減価償却費は、水道事業会計では10億円余であるのに対し、下水道事業会計では30億円余であるが、減価償却費に差が出る理由は何か。 これに対し、水道事業は100年以上経過している一方で、下水道事業は平成10年ごろに多くの工事を実施したことから減価償却として計上すべき資産が多い。このため、両会計を比較すると減価償却費に差が出ることとなる等々の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第38号、平成31年度上田市農業集落排水事業会計予算について申し上げます。 質疑において、資本的収入の国・県補助金は平成30年度と比べ減額しているが、減額した理由は何か。 これに対し、平成31年度の国・県補助金を減額した要因は幾つかあるが、要因の一つは、機能強化を行う処理場の施設規模が異なるためである。具体的には、平成30年度に機能強化を実施した施設のほうが平成31年度に実施する施設よりも大きいことから、国・県補助金を減額したものであるとの
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第34号から第38号まで一括して採決します。本案5件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案5件原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第16 議案第39号~第42号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第16、議案第39号から第42号まで4件
一括議題とし、まず議案第39号及び第40号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君) まず、議案第39号、新市建設計画の変更について申し上げます。 本案については、平成30年4月に東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律が施行され、合併特例債の発行可能期間について、合併が行われた年度及びこれに続く15年度とされていたものが20年度と5年間延長されたことから、上田市においても合併特例債を有効に活用するために、新市建設計画の計画期間を2025年度まで5年間延長することとし、これに伴う所要の変更について、旧合併特例法の規定により議決を求めるものであるとの説明を受け、審査の結果、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第40号、辺地総合整備計画の変更について申し上げます。 本案については、市内9カ所の辺地のうち6カ所の辺地で平成28年度から平成32年度までの5カ年の辺地総合整備計画を策定し、事業に取り組んでいるところであるが、武石地域の上本入西部地区において新たに道の駅美ヶ原高原駐車場と巣栗渓谷緑の広場の整備を優先的に取り組む必要が生じたことから、これらを現行の整備計画に掲載するとともに、当初予定していた事業のうち、平成33年度以降に先送りする事業を整備計画から削除する所要の変更について、辺地法の規定により議決を求めるものであるとの説明を受け、審査の結果、可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第41号につき
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 議案第41号、
上田地域広域連合ふるさと基金に係る権利の一部を放棄することについて申し上げます。 本案については、今年度が最終年度となる上小医療圏地域医療再生計画継続事業の一部を見直した上で、平成31年度以降も継続して取り組むこととなり、
上田地域広域連合ふるさと基金の一部を本事業に充当するため、市の持っている出資金に係る権利の一部を放棄することについて、議会の議決をお願いするものであるとの説明を受けました。 質疑において、今年度まで実施されていた信州大学等の連携による医師確保事業が新たな継続事業では実施されない理由は何か。 これに対し、信州上田医療センターの医師の充実がある程度図られてきた現状から、平成31年度からは本事業を休止するものである等の
質疑応答があり、本案については可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 次に、議案第42号につき産業水道委員長の報告を求めます。金沢産業水道
委員長。 〔産業水道
委員長 金沢 広美君登壇〕
◎産業水道
委員長(金沢広美君) 議案第42号、
交通事故に係る和解について申し上げます。 本案については、平成29年12月11日に発生した
交通事故について、相手方と和解するに当たり和解の議決を求めるものである。また、本件に係る和解金は公益社団法人全国市有物件災害共済会の保険から全額補填されるとの説明を受け、審査の結果、可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより議案第39号から第42号まで一括して採決します。本案4件
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件可決されました。 ◇
△日程第17 請願第1号
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第17、請願第1号、後期高齢者医療費窓口負担の原則2割化に反対する請願を議題とし、
厚生委員長の報告を求めます。
林厚生委員長。 〔
厚生委員長 林 和明君登壇〕
◎
厚生委員長(林和明君) 請願第1号、後期高齢者医療費窓口負担の原則2割化に反対する請願について申し上げます。 まず、審査に先立ち、請願者から趣旨説明制度に基づき願意の説明を受けました。 審査において、
少子高齢化が進行する中、後期高齢者医療制度は歳入と歳出のバランスが崩れ、財政的に厳しい状況に置かれている。この状況が続くと制度の維持が難しくなり、仮に制度が破綻した場合は後期高齢者の負担がさらに重くなることが懸念されるため、安定的かつ持続可能な制度にしていく必要がある。また、生活保護世帯には別途セーフティーネットが設けられていることから、本請願については反対であるとの討論がありました。 一方、老人福祉法には、高齢者は多年にわたり社会の発展に寄与してきた者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものと明記されていることから、高齢者が安心して暮らせる社会をつくることは政治の重要な責任である。しかし、社会保障制度は高齢者が優遇されている、高齢者を支えるために現役世代の負担が大きくなっているといったことを根拠に年金、医療、介護などの改悪が進められてきた。高齢者が大切にされ、安心して老後を送ることのできる社会の実現のためにも、本請願は妥当なものであるとの賛成討論がありました。 採決の結果、賛成少数により本請願は不採択とすべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより討論に入ります。 討論の通告がありましたので、順次これを許します。まず、成瀬議員の討論を許します。成瀬議員。 〔6番 成瀬 拓君登壇〕
◆6番(成瀬拓君) 請願第1号、後期高齢者医療費窓口負担の原則2割化に反対する請願について、賛成の立場で討論します。 高齢者の7割が所得100万円、年金収入220万円未満で、生活を支える唯一の公的年金が減らされ続け、年金収入が生活保護基準を下回る世帯が3割に迫っています。高齢者は厳しい生活を強いられているのが実態です。こうした現実があるにもかかわらず、安倍内閣発足後、社会保障が高齢者優遇となっている、高齢者を支えるために現役世代が苦労しているなど世代間を分断する宣伝が繰り返され、それが年金、医療、介護などの改悪を進める口実とされてきました。さらに、安倍政権は75歳以上の後期高齢者医療の保険料を最大9割軽減する特例措置の段階的廃止を決めました。 しかし、老人福祉法には、高齢者は多年にわたり社会の進展に寄与してきた者、豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全な安らかな生活を保障されると明記されており、高齢者が安心して暮らせる社会をつくることは政治の重要な責任です。 本請願にあるとおり、75歳以上の医療費窓口負担を引き上げないことは国の責務であり、本請願は採択されるべきと考えます。 以上、賛成討論とします。
○議長(
小林隆利君) 次に、齊藤加代美議員の討論を許します。齊藤加代美議員。 〔7番 齊藤 加代美君登壇〕
◆7番(齊藤加代美君) 請願第1号、後期高齢者医療費窓口負担の原則2割化に反対する請願に対して、反対の立場から討論をいたします。 平成20年度より導入された後期高齢者医療制度は、高齢者の医療費を中心に国民全体の医療費がふえ続ける中、高齢者の皆さんが安心して医療を受けられる、若い世代を含めて支え合う相互扶助の医療制度です。医療費の財源は窓口負担を除いた後期高齢者の皆さんの医療費総額のうち約5割が公費、国、県、市、約4割が現役世代からの支援金、約1割が保険料となっております。 しかし、昨今全人口が減少し、高齢者の占める割合が増加し、進む高齢化や現役世代の急減という人口構造の変動により、後期高齢者医療制度の財源の約4割を占める世代間の相互扶助として支援金を負担する勤労年齢世代に大変荷重がかかってきています。1人当たりの医療費の状況を見ると、平成29年度の全国平均は、後期高齢者医療制度で約94万円、国民健康保険では約36万円と国保の約2.6倍となっております。市人口の後期高齢者率も制度が始まった平成20年度から約10年間で約3%上がり、総人口が減少している中、後期高齢者の人数は約4,200人増加しています。この影響から後期高齢者の医療費は毎年増加し、それを支える現役世代の保険料等の負担が大変重くなってきているのが現実です。そこで、世代間や世代内の負担の公平化を図り、国の責任において国民皆保険制度を維持可能な制度としていくために、勤労世帯の後期高齢者医療への負担状況に配慮しつつ、負担のあり方を見直す検討がなされています。 そこで、生活困窮の高齢者には特別な配慮と負担の根源である医療費の適正化に向けて、疾病予防、介護予防を含めた重症化予防の施策を推進し、健康寿命や勤労年齢を延伸する努力をすべきと申し添え、反対討論といたします。
○議長(
小林隆利君) 以上で討論を終結します。 これより採決します。本請願に対する
委員長の報告は不採択ですので、原案についてお諮りします。本請願を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
小林隆利君) 起立少数であります。よって、本請願は不採択とすることに決しました。 ◇
△日程第18 閉会中の
継続審査(請願第2号)
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第18、閉会中の
継続審査を議題とします。
総務文教委員長から、審査中の請願第2号、上田市が発注する印刷物に関する請願について、
会議規則第104条の規定による閉会中の
継続審査の申し出があります。 この際、
会議規則第45条第1項の規定により、審査経過の中間報告を求めます。
金子総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 金子 和夫君登壇〕
◎
総務文教委員長(
金子和夫君) 請願第2号、上田市が発注する印刷物に関する請願の審査経過について申し上げます。 審査において、請願と同趣旨の要望書が上田市に提出されていることから、市からの回答が示されてから審査すべきである。請願書の中で市が事実関係を把握していない内容があることから、改めて調査が必要である。今回の請願に関する内容について請願者と市で懇談を行い、意見交換してはどうか。以上に関する対応等を6月定例会までに報告するよう市に要請した上で改めて審査すべきであることから、閉会中の
継続審査が妥当であるとの動議があり、挙手採決の結果、賛成多数により本請願については閉会中の
継続審査とすべきものと決定いたしました。
○議長(
小林隆利君) お諮りします。 本請願については
委員長から申し出があったとおり、閉会中の
継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者 起立〕
○議長(
小林隆利君) 起立全員であります。よって、本請願については閉会中の
継続審査に付することに決しました。 ◇
△日程追加 議案第46号
○議長(
小林隆利君) お諮りします。 先ほど議案第2号、上田市
組織条例の一部を改正する条例が可決されたことに伴い、休憩中に議会運営
委員会が開催され、同
委員会から議案第46号が提出されました。 この際、これを日程に追加し議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、この際、議案第46号を日程に追加し議題とすることに決しました。 議案第46号、上田市議会
委員会条例中一部改正についてを議題とし、議会運営
委員長から
提案理由の説明を求めます。池田議会運営
委員長。 〔議会運営
委員長 池田 総一郎君登壇〕
◎議会運営
委員長(池田総一郎君) 議案第46号、上田市議会
委員会条例中一部改正について、趣旨説明を行います。 お手元の
追加議案集の1ページをお開きください。本案は、先ほど可決されました上田市
組織条例の一部改正をする条例が可決されたことに伴い、上田市議会
委員会条例中関係部分について所要の改正を行いたいというものです。 改正の内容ですが、上田市
組織条例の改正に伴い、第2条第1項の表、
環境建設委員会の項、所管事項の欄第1項中「
市民参加協働部」を「市民まちづくり推進部」に改めたいというものです。 なお、附則第1項は、施行期日として、この条例は、平成31年4月1日から施行したいというものです。 次に、附則第2項は、経過措置として、
環境建設委員会の所管事項の変更後も改正前の
委員会の常任委員及び正副
委員長は改正後の
委員会で選任された者とみなし、附則第3項において、改正前の
委員会で
継続審査中の事件については、それぞれ所管することとなる改正後の
委員会に付議された継続事件とみなすというものです。 以上であります。本改正につきましては、議会運営
委員会でご協議をいただき、このたび本会議休憩中に開催した
委員会において提出を決定したものでございます。全員の皆様のご賛同をいただき、ご議決賜りますようお願い申し上げ、趣旨説明といたします。
○議長(
小林隆利君) これより質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) 本案については、
委員会提出議案のため、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託を省略します。 これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) これより採決します。本案を原案のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ◇
△日程第19 議員の派遣
○議長(
小林隆利君) 次に、日程第19、議員の派遣を議題とします。 地方自治法第100条第13項及び
会議規則第160条の規定による議員の派遣についてはお手元に配付したとおりです。 お諮りします。別紙「議員の派遣」のとおり議員を派遣することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
小林隆利君) ご異議なしと認めます。よって、別紙「議員の派遣」のとおり議員を派遣することに決しました。 以上で本日の日程は全て終了しました。 これにて平成31年3月上田市議会定例会を閉会します。 午後 3時56分 閉会...